高度情報社会に突入し、デジタルネイティブ世代の子ども達のコミュニケーションの育成が重要とされる中、ソーシャルスキル(社会性)と感情の育成をテーマに心理教育のプログラム開発とその教育効果について研究をしています。このプログラムを通して、子ども達のソーシャルスキルや感情スキルの育成、困った時に援助を求める力の獲得、思いやりや自尊感情の育成、いじめや攻撃行動などの不適応行動への支援に貢献したいと考えています。私はこれまでに、教員免許状や公認心理士、臨床心理士、学校心理士といった資格を活かして教員、教育相談員、スクールカウンセラーを経験してきました。そのため、さまざまな立場から学校教育や子ども達にかかわったことが強みです。だからこそ、学校教育における課題を学校の先生方と研究や実践を協働で取り組み、子ども達の成長のために貢献していきたいと思っています。