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東京情報大学
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若者の認識と行動の変化に着目した研究

学生に身近な若者を題材に
人間の認識や行動を研究

 日本の若者の間において強く根付いているマスク着用の習慣や、画像投稿型のSNSおよびウェブ会議ツールの急速な普及による顔貌への意識の高まりは注視すべき変化であると考え、若者の容姿に対する自意識と行動の変化に着目した研究を行っている古宮望美先生。
 さらに古宮先生の研究室では、以下の2点の研究も行っているという。
①人間の行動や認識をデータ分析によって明らかにする研究
②自らにとって未知なるものと対峙したとき人は何を考え、どう行動するのかに着目した研究
 「とくに日本の大学生を中心とした若者の行動や認識について、データをもとに明らかにすることを実施しており、若い方にとって身近な問題を研究テーマとして扱っています」と話す。
 古宮先生の研究はそれだけにはとどまらない。たとえば、「日常に潜む人間を中心とした様々な問題の解決」も研究テーマのひとつだ。
 「普段見かける広告の中で気になったものを見つけ、マーケティングのフレームワークに合わせ分析することをゼミナールの課題として行っています。この課題の目的は、我々ヒトが生きる日常の中に沢山の気付きが潜んでいること、また、我々ヒトの行動や認識が分析された上で一つの広告が出来上がっていることを知ってもらうこと。企業はなぜその場所に広告を出したのか、広告のターゲットは誰か、広告を出している企業の顧客は誰なのかといったことを一つ一つ分析し、普段当たり前に見ている広告が、なぜそこにあるのかを明らかにするような取り組みを行うことを通して、人の行動や物事の認識の仕方を明らかにするのです」

興味や関心を出発点に
探求したい内容を自ら決める

また、学生一人一人の興味や関心に沿った研究も行っている。
 「自らの興味や関心のある論文を調べてもらい、先行研究との違いを知り、過去の研究がどのように自分の研究に応用できるかを考えていきます。既存の論文を読むことで、研究の基本的なスタイルを知ることや、自分が今後行う研究に生かしてもらうためです、これまで、『日本のゲームアプリが中国のゲームアプリに与える影響』についての論文や、『サッカーの戦略』に関する論文、『対人接触における依存関係』に言及した論文など、さまざまな関心事項が寄せられています、どれもあくまで研究の中心は『ヒト』であり、なぜそのような行動を取るのか、行動の頻度は環境によってどう変わるのか、など人間が中心となった事柄について着目している学生が多く在籍しています」と古宮先生。
 研究を進めるうえで社会調査の実施や、その結果を定量的に分析するといったスキルも、もちろん必要になるが、どの手法を使うのかではなく、まずは学生自身が興味を持って取り組むことの出来るテーマを見つけることを最優先にしている。
 「誰かに言われてやるのではなく、探究したいと思う内容を自ら好きに決められるのが本研究室の特徴です。ヒトの行動に興味がある、日常の何気ないことが気になる方は、『なぜ?』『どうして?』といった疑問を何となくそのままにするのではなく、ぜひ当研究室で分析してみてください」

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