K.Sさん
看護学部 看護学科 3年
みっちり講義が入っている看護学部生の日常をお届け。
「なりたい看護師」の道に向かって突き進むK.Sさんは、
夢を実現させるための努力を欠かさず、1日を過ごす。
朝は自宅を7時半に出るK.Sさん
3年次から念願叶って愛車のバイクで
1時間かけて通学しています。
空き時間も自習を怠らない。
色々学べるように授業の間を空けてくれているのが
看護学部のカリキュラムの特長。
「大学に来て友達と会って話すのが息抜き」と語る
K.Sさん。ランチタイムは2号館の学食で
談笑しながらリラックス。
3年生になると全領域での実習がスタート。
臨地実習に向けて、学内演習授業では、
看護計画書をもとに繰り返し練習します。
帰宅後は自宅で高強度インターバルトレーニング
「HIIT」を30分行うことが日課。
週末はスーパーでアルバイト。
“自衛隊看護師になる”という夢を抱き、東京情報大学看護学部へ入学したK.Sさん。きっかけは、進路を具体的に考え始めた高校2年生時にさかのぼる。
「高校の近くに駐屯地があり、自衛隊の皆さんが高校で開催する職業説明会にきてくださいました。その時は自衛隊看護師の説明は少しだけだったのですが、もっと深く仕事内容を知りたいと思い、自分から相談所に行って話を伺いました。海外派遣をはじめとして具体的に自衛隊看護師が貢献した内容を知り、“看護師として助けもするけれど自衛隊として守るために戦う”という矛盾めいたことに惹かれていったのが正直な想いです。仕事内容を知ってから、心の折り合いをどうやってつけているのかなど、気になっていきました」(K.Sさん談)
看護学部を受験することにきめたK.Sさんは、「家からも近く看護の勉強に集中できる」と説明会やオープンキャンパスで好印象を抱いた東京情報大学に入学。2021年4月、時はまだまだコロナ禍の最中で、1年生次はオンライン中心だったという。
「同級生たちとの交流もできず、浮足立って悶々とした日々を過ごしていました。このままではいけないと何かをしようと決心したのは12月になってから。もっと早く行動を起こせばよかったと思っていますし、これから入学される皆さんに言えるのは、どんなことでもやって経験を糧にしていく方がいいということですね。行動が全てであると実感しています。3年生は2年生と比べるとかなり変化が大きかったと感じています。実際に病院で行う臨地実習もはじまりました。患者さんと対面で会話し、その方の状況に合わせて病室へ行くタイミングを考えるなど、教科書で学んできた内容だけではわからなかったことを身につけることができています」(K.Sさん談)
K.Sさんはまっすぐ夢に向かって進んでいるが、自衛隊看護師は現在では中途採用のみという状況にあるという。
「今年度に電話で問い合わせて教えていただきました。コロナ後から採用状況が変化しているとのことで、最初は挫折感もありましたが、すぐに切り替えてそのため僕自身もまずは看護師としての経験を積むことを目指します。先生からは“自衛隊看護師を目指すならPTSDについて勉強した方がいい”という助言をいただき、救急看護や精神看護におけるPTSDや外傷に対する救急処置の経験を積んでいきたいと考えています」(K.Sさん談)
国家試験合格後の進路は、先生から教えていただいたある病院の精神科への就職を希望するK.Sさん。しっかりと未来を見据え、自分の力で切り拓くための努力を欠かさない姿が印象的だ。
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