三菱電機株式会社に17年間勤務した後、東京都市大学で23年間教員として画像工学を中心に教育・研究を行ってきました。専門は画像工学で主として画像認識とコンピュータグラフィックスを柱とした研究を行ってきました。画像認識ではAIを活用した、人間の横顔や動物の顔認識、ドライブレコーダからの自車速度の推定、超音波画像を基にした舌表面の抽出、鼻中隔湾曲症の自動判断、手話単語や手話文の認識を行ってきました。一方、コンピュータグラフィックスでは滝、泡、納豆などの粘弾性流体の挙動を粒子法を用いてシミュレーションし、シミュレーション結果を可視化してきました。また、力覚提示装置を用いたいけばなや包丁研ぎシミュレータの開発、マーカを用いずに現実世界と仮想世界の合成である複合現実の研究を行ってきました。さらに、心臓内にある大動脈弁の開閉、脳動脈瘤の液体塞栓術を対象とした液滴の挙動、腹部大動脈瘤における薬剤の挙動などについてシミュレーションを行い、結果を可視化する研究なども行ってきましたので、画像工学に関する様々な分野の研究は行えます。