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東京情報大学
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サイバー世界の警察官はICT時代の新たなヒーローだ

サイバー犯罪の急増と
採用試験の中身

近年サイバー犯罪が急激に増加したことにより、警察などの法執行組織ではITスキルのある若者の需要が高まっている。ネットワークセキュリティの研究をしている森口一郎准教授は、警察官の採用試験の現状について次のように話す。
「一般に大卒警察官の採用試験は、①教養試験、②小論文、③面接、④身体検査、⑤身体能力検査、⑥応募者の身辺調査から成り立っています。教養試験は高校までの5教科全ての知識が問われますが、社会科分野からの出題が4割を占め、そのなかでも政治・経済などの公民分野から多く出題されます。小論文や面接では、警察官への志望動機を問われることが多く、身体検査や身体能力検査では、職務遂行上の問題がないかを調べられ、特に刺青(しせい・タトゥー)の有無ついては入念にチェックされます。さらに身辺調査では、受験者の三親等以内の者に犯罪者や反社会組織構成者がいないかも調査されます。」

ITスキルが
警察官採用に有利!?

 森口先生のゼミでは、千葉県警と協力して警察官を志望する学生たちに受験対策指導を行っており、過去に千葉県警、警視庁、茨城県警、群馬県警への合格実績がある。
しかし、学力試験が苦手な学生もなかにはいて、半年あるいは1年以上の試験対策が必要な場合もあった。それでも森口先生は、東京情報大学の学生には大きなアドバンテージがあるという。
「剣道や柔道で3段以上の段位をもっていると受験に有利です。しかしこのほかに、IT関連の資格を持つ者も、採用試験で大幅に加点されるのです。本学では、国家資格であるITパスポートや基本情報処理技術者の資格取得を強く推奨しています。」

リアルな世界で
ヒーローになれ

 公務員である警察官は安定していて給与も高い。だが民間企業とは異なり、警察には独特の組織構成と勤務体制がある。そのため、崇高な使命感がないと長く続けられない職業だ。その使命感は幼い頃にメディアなどによって培われ、『正義のために戦うことはカッコイイことだ』と思っている子どもは少なくないだろう。
森口先生のゼミには、そんな純真な心を持ち続け、警察官、特に大学で学んだ知識・スキルを活かせるサイバー犯罪捜査官を目指す学生が多く集う。そんな学生たちに森口先生はこう励ます。
「警察官は正義のために戦うことのできる稀有(けう)な職業です。ゲーム上ではなく、現実世界で戦ってこそ、あなたの長年の夢が叶えられるでしょう。」

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